【R#254】身体は答えを知っている〜動きたい方向と内臓の状態

はじめに

みなさん、こんにちは!
東京・渋谷でロルフィング・セッションと栄養・タロットカウンセリングを提供している大塚英文です。

身体は動きたい方向があり、内臓も呼吸と共に動く

今週、ハンドスキャンヒーリングの福本浩輔先生(以下ひろぴー先生)と横浜市内でお会いした時、ロルフィングや妻・亜希子が行っている分子栄養学についての話になった(「福本浩輔先生(ひろぴー先生)との時間〜ヒーリング、栄養とロルフィング」に書いた)。

そこで話したのは、
身体は動きたい方向があり、内臓も呼吸と共に動く
ということだ(下記に、ひろぴー先生との対談を紹介させていただきたい)。

内臓が動くことで、消化・吸収が良くなり、健康状態も改善することが期待できる。
実際、胃、小腸、大腸は、いずれも食事で取り入れた栄養素を動かすことで消化・吸収が進むわけだから。

しかしながら、呼吸が滞り、内臓が動きにくくなる、ストレスにより交感神経優位で消化・吸収が行われなくなる、内臓の状態が悪くなると、肩こり、腰痛という形に現れる。

日本語には、内臓にまつわる言葉が多い。
例えば、「腹黒い」「腹の虫が治まらない」「腑に落ちる」「断腸の思い」等。

実際、内臓と脳との関係、特に腸(腸内細菌)と脳との関係は注目されており、
自閉症や肥満は腸の状態によって心に対して、影響を受けるという報告もあるのだ。

身体は動きたい方向を調整するのが「筋膜」

身体の動いている方向を整えるのにロルフィングが注目しているのが、細胞の「間質」すなわち筋膜だ。
筋膜は、内臓をつなげるのと同時に、身体全体を組織化する上でも重要な役目を果たす。

トラウマによって動きが滞ってしまったところを、本来、その身体が必要とされる場所へ動くことを手助けすることで、自分で健康を取り戻す。それがロルフィングのコンセプト。

4年前の話になるが、2018年5月にテレビ取材を受けた時(「『ウンナン出川バカリの超!休み方改革~1秒でも無駄にしない!やりたい事全部やる休日SP~』」参照)、タレントの出川哲朗さんに対して、セッションを行うご縁に恵まれた(下記がその時の動画)

当時、スタッフと、タレントさんと合わせて15名いたのだが、印象的だったのが、ウッチャンナンチャンの南原清隆さんからの質問だった。

南原さんから、セッションを提供中
「何をしているのですか?」
と聞かれた。

私は
「筋膜に触っています」
「身体は、本来ある場所を分かっている」
「それを誘導しているだけ」
と答えた。

「身体」が本来の場所=答えをわかっている

このように、
「身体が「本来の場所」=「答え」をわかっている」
ことに目を向け、
姿勢、内臓の状態を整えていくのがロルフィングだ。

まとめ

今回は内臓との関係からロルフィングについて紹介した。
ロルフィングについては体験を受けることが可能です。
ご興味のある方は、ぜひお越しください!

 

 

 

 

この記事を書いた人

Hidefumi Otsuka