【R#191】レイン・ドロップ・テクニック(1):ロルフィング・セッション10回の中に取り入れることで

2018年8月8日(水)、Rain Drop Technique(レイン・ドロップ・テクニック)を受講してきた。先生は、本コラムで度々取り上げているアドバンスト・ロルファーの鎌田孝美さん(以下孝美さん)。

孝美さんはフランクフルト在住。初めてお会いしたのが2014年10月。

ミュンヘンの基礎トレーニング期間中にフランクフルトへ行く用事があったついでに、Giovanni Felicioni先生から紹介で、お会いすることができた(詳細は、「ヨーロッパロルフィング、Giovanni Felicioniという人」参照)。
その後、国内で孝美さんの直傳靈氣の講習(「直傳靈氣(4)〜ビフォー・アフター」参照)やドイツでのロルファー同士による交換セッション、ドイツでの直傳靈氣の再受講(「フランクフルト(6)〜大いなる叡智、交換セッション、靈氣交流会」参照)等、お世話になっている。
毎年、日本に帰国するが、今回は3週間(2018年8月1日〜21日)滞在。ロルフィングのセッション提供の合間に、直傳靈氣講習会とレインドロップテクニックの講習があった。

今回は、その中でレイン・ドロップ・テクニックの講習会について紹介したい。
参加者はSkypeを入れて5名。ワークショップ形式で、精油の知識を余すことなく網羅されている。
その上に、もしトラブルが発生した時に、どのように対処するのか?具体的な精油の名前まで紹介してくれた。
さすが、精油に関して造詣が深い孝美さんならではの話で、本当に満足のできるコストパフォーマンスの高い内容だった。
レイン・ドロップ・テクニックとは、孝美さんの「Raindrop Technique 2 好転反応について」に詳しく書いてあるので、そこから一部引用する。
「レイン・ドロップ・テクニックに使うオイル(精油)は全部で9種類〜11種類。レイン・ドロップ・テクニックに使うオイルは抗菌、抗ウィルス、消炎効果のあるオイルを集めたもので、有機栽培の治療等価オイル、そして食品添加物としての認可をとっている(つまり飲用可)というものです。これを最初は足の背骨の反射区に塗りこみ、つづいて雨だれのように背骨づたいにぽたぽた落とし、それぞれのオイルに合ったタッチで塗りこんでいきます。タッチのテクニックは単純で、オイルが主役の施術です」

レイン・ドロップ・テクニックが面白いと思ったのは、
1)オイルが主役で手順が単純なこと

2)身体の構造が変わるが、自然に起こるのを任せるという姿勢が大事

3)凝っているところに圧をかけすぎたり、背骨を押すなど、動きを強要することのないようにすること

の3点。
そして、施術時間は45分と短いこと。
私は、この施術を受けることで施術前後で身長が約1センチ伸びたし、周囲の人たちも表情の変化や身長の変化が認められた。

効果が期待できるのは、腰痛、坐骨神経痛、脊柱側彎症等。
なぜ、このような効果があるのか?について、開発者のGary Youngの論文を読んでから、本コラムでまとめようと思っている。
孝美さんによると、脊柱に住みつくバクテリアの存在を精油によって殺菌することや臓器のデトックス作用によって身体に好ましい影響を与えるというのだ。
本テクニックは面白い上に、非常にシンプル。そして、ロルフィングの手技と組み合わせると効果が高まることがわかってきたので、今後ロルフィング10回シリーズの中に取り入れて(おそらく、将来は7回目と8回目の間)、提供する予定だ。
今月(2018年8月)中に精油を入手するので、この施術に興味がある!といった方は、是非ともお問い合わせください!

この記事を書いた人

Hidefumi Otsuka