【R#298】1回目・呼吸:背筋が伸びて、呼吸が入りやすくなった〜鈴木佑さん・体験記①

はじめに

東京・渋谷でロルフィング・セッションと脳科学から栄養・睡眠・マインドの脳活(脳科学活用)講座を提供している大塚英文です。

私は、2015年6月から、ロルフィングのセッションを提供している。「筋膜」へアプローチすることで、身体の姿勢が整えていくのだが、身体の動きもそれに連動して良くなることだ。今回は、ロルフィングの1回目の体験記を紹介したい。

1回目のセッションは「呼吸」を整える

一番最初に、ロルフィングでは「呼吸」を整えるためにセッションが行われる。「呼吸を合わせる」「息を合わせる」という言葉があるように、クライアントさんが呼吸に意識ができるようになると、施術者(ロルファー)との関係性が築きやすくなるためだ。

なぜならば、呼吸を意識することができて、初めて、お互いに呼吸を同調させることで関係を築くことができるようになるからだ。

そして、呼吸は人体にとって、身体感覚を教えてくれる重要な動き。呼吸は、毎日2万回以上行うため、どこかに筋肉の滞りがあると、全身に影響を及ぼす。逆に、呼吸が入ることで、身体全体が動きやすく、姿勢も整いやすくなる。

詳しくは「身体を整える際に、真っ先に「呼吸」を整える理由は?〜ロルフィングの初回セッションは「呼吸」」に書いたので、ぜひチェックください。

セッションで、何を行うのか?〜横隔膜と骨盤底

セッション1では、呼吸に関わる「筋膜」を緩めることを目的とし、上半身にある骨(鎖骨、肋骨、胸骨近辺)の筋肉の表層部分の緊張を解いていく。デスクワークを行なっている人たちは、ガチガチに緊張しており、痛みも強い。これらの筋肉の緊張が取れると、首筋がまっすぐに伸び、頭と上半身の可動域が広がる。と同時に横隔膜が意識できるのだ。

次に、骨盤と上半身(具体的には胸郭)との間の可動域を広げるため、骨盤と肋骨との間にある筋肉(腰方形筋)を中心に緩めて、上半身と骨盤との間の可動域を広げるのだ。これが広がると、骨盤底が動き出し、骨盤底にまで呼吸が入った感覚になるのだ。

BEFOREとAFTERでの変化

薬剤師さんの鈴木佑さんのセッションでは、横隔膜と骨盤底のバランスを整えると、あらびっくり、首と上半身が延びて、背骨がまっすくと立つような姿勢に変化していくのが、施術前(BEFORE)と施術後(AFTER)で明らかに変化しているのが、下記の写真でわかると思う。

最後に、佑さんからは、呼吸が楽になった、姿勢が整ったといった感想をいただきました!

まとめ

今回は、佑さんの体験記を中心にご紹介させていただいた。

少しでも、この投稿が役立つことを願っています。

 

この記事を書いた人

Hidefumi Otsuka