【R#300】2回目・歩いていると地面から力を感じます〜鈴木佑さん・体験記②

はじめに

東京・渋谷でロルフィング・セッションと脳科学から栄養・睡眠・マインドの脳活(脳科学活用)講座を提供している大塚英文です。

私は、2015年6月から、ロルフィングのセッションを提供している。「筋膜」へアプローチすることで、身体の姿勢が整えていくのだが、身体の動きもそれに連動して良くなることだ。今回は、ロルフィングの2回目の体験記を紹介したい。

2回目のセッションは「足」を整える

1回目で「呼吸」(上半身)が整えることができた。2回目の段階までに、足裏(下半身)を整える準備ができる。

「では、なぜ足(特に「足裏」)を調えることが重要なのか?」

足裏は、筋膜を通じて、背中にある腰、肩、首まで繋がっている。このため、足裏の緊張が全身に影響を及ぼす。逆に、緩めると背中全体が緩んでいくのだ。

面白いのは、手を挙げる前に、身体全体を支えるために足の裏側の筋肉(特に足裏からふくらはぎの筋肉)が緊張し、肩凝っている人は、ふくらはぎの筋肉が硬い傾向にあることだ。

そこで、足裏がしっかりと使えるようになると、背中の緊張が取れて、下半身の土台を築くことができる。

足を調えるセッションを受け終わること、足裏が地面に吸い付くような状態になるので、つま先と踵のバランスが改善していくのだ。詳しくは「「足裏」を整えるとは?〜視覚・聴覚のバランスにつながる?」にまとめたのでチェックください!

足裏を整えるとは?〜視覚・聴覚のバランスを整えること

実は、つま先と踵が意識できるようになると、視覚と聴覚の使い分けも身体感覚として、理解が深まる。というのも「目」を使うと、つま先「耳」を使うと、踵重心になりやすいからだ。

3 system in the posture 2

それは、顔の中の目と耳の位置を見るとわかる。目は顔の前、(目に比べ)耳は顔の後にあるため、その影響を受ける。逆に、
「つま先、踵のどっちがより多く使っているのか?」が理解できるようになると、バランス良く五感が使えるようになっていく。

セッションで、何を行うのか?〜足裏から足全体を整え、上半身につなげる

ロルフィングの足を整えるセッションでは、土踏まずを含めた足裏全体の筋肉を使える状態に緩め、足全体と足裏とのつながりの意識を強化する。その後、足裏から上半身(背骨)の意識をつなげることで、足のバランスが整うのだ。

BEFOREとAFTERでの変化

薬剤師さんの鈴木佑さんのセッションでは、足裏から下半身全体が整うことで、上半身がつながり、背骨が延びていく。足が整うと、施術前(BEFORE)と施術後(AFTER)で明らかに変化しているのが、中心軸。左軸に偏ったBEFOREと、中心軸に近いたAFTERで、身体のバランスに変化が起きたことがお分かりいただけるかと思う。

佑さんからは、
1)起きて歩くと、自然と吸い付くような感覚があり、歩いていると地面から力を感じます。
2)「思ってた以上にちゃんと歩けていなかったんだな」と思いました。
3)ちなみに(セッション翌日)歩くのすごく楽でした!
といった感想をいただきました。

まとめ

今回は、佑さんの体験記を中心にご紹介させていただいた。

少しでも、この投稿が役立つことを願っています。

 

この記事を書いた人

Hidefumi Otsuka