こんにちは!東京・渋谷(恵比寿)でロルフィング・セッションと栄養・タロットカウンセリングを提供している大塚英文です。
2021年4月に入り、恵比寿のサロンのモノの整理に着手した。
日本商工会議所の持続化補助金の最終書類の提出が終わったからだ。
実は、世界一周する前に、本棚の全ての本を電子化。
その蔵書数は2,000冊を超えているが、定期的に1年に1回、本の断捨離を行なっている。
例えば、書店やアマゾンで入手した印刷本等。
理由は、
1)スペースを確保すること。
2)片付けることで心が落ち着くこと。
3)おまけに集客が伸びること。
4)電子だと検索がかかるので、本の内容が調べられやすいこと。
が挙げられる。
具体的な方法については「春と荷物の整理〜波動スピーカーの設置+本の断捨離・電子化を進行中」に書いたのでご参考にいただきたい。
そして、研修で学んだテキスト、補助金、携帯会社のIDとパスワードの書類、WEBのIDと書類等、資料類もスキャナで取り込み、OCRで書類の内部をキーワードで検索かけられるようにPDF化をしている。
今回も、45リットルのゴミ袋9個分に及ぶ書類を整理したので、サロンのスペースが広がり、心が落ち着いてきた。
実は、片付けも「身体が整っていること」が大事だと思っている。
断捨離といえば、近藤麻理恵(こんまり)さんの「人生がときめく片付けの魔法」。
片付け術に
「ときめいたもの(英語では「Spark joy」と表現)を残す」
という
「ときめき」=「感情」
と
「断捨離」=「片付け」
を結びつけて考えたところが「新しさ」であり、その斬新さが、ベストセラーに繋がったのだと思う。
そうはいうものの、「片付け」できない人は圧倒的に多い。
「なぜ、断捨離ができないのか?」
自分自身は、ボディワーカー(手技を使って身体を整える人)の立場から見て、
「「ときめき」という感情も、身体感覚の一つ」
という話が抜けているのではないかと思う。
要は、身体がしっかりと整っていないと、片付けをするのが難しいのかな、と感じている。
具体的に書けば、
1)「ときめき」といった感情は「内臓の動き」に関わるのではないか。
2)関節・筋肉の動きを脳に伝える感覚(固有受容感覚)が整っていないと、ものを捨てるか否か、判断しにくいのではないか。指
等。
1)について
内臓は、呼吸とともに物理的に「動く」ことで健康が保たれる。
身体が整わないと、内臓の動きにくくなる。
結果、感情に影響を与え「ときめき」を感じなくなる可能性がある。
東洋医学では、各内臓が感情を司ると言われているが、横隔膜が動くことで、肝臓や腎臓を含め動きやすくなる。
そのため、横隔膜の上下の動きと感情表現ってつながっているのではないかと考えている。
現在、ボディワークの手技でIMACを使うと、東洋の二十の経絡(奇形8脈と正経12脈)のどこが滞って,筋肉・関節の可動域からわかる。
可動域制限を取り、経絡を整えていくと、身体が整いやすい。
ロルフィングのセッションを組み合わせると、強力になり、自ずと身体が整って行く。
2)について
関節、筋肉の動きを脳に伝える感覚(固有受容感覚)によって、指先、足の裏、膝など、身体の全部の位置がどこにあるのか?がわかるが、
この感覚自体が弱いと、自分の所有している「物」の距離の取り方が掴めず、「物」を捨てていいのか?判断ができない可能性があると考えている。
ロルフィングの面白さは、10回を通じて、全ての場所に施術を行うので、固有受容感覚が研ぎ澄まされるところが面白い。
現に、片付けができなかったクライアントが、身の回りの整理ができるようなったという事例をいくつか見てきた。
この2つから、身体を整え、中心軸の意識が高まるロルフィングのセッションが「片付け」や「断捨離」のやる気を出すために、手助けする可能性がある。
「断捨離」をしたくでもできていない人、ひょっとしたら「身体を整えること」で変化するかもしれない。
ぜひそのような視点で「片付け」を見つめ直したらいかがでしょうか?