【R#261】整体・マッサージとの違い〜症状か構造か?

はじめに

みなさん、こんにちは!
東京・渋谷でロルフィング・セッションと栄養・タロットカウンセリングを提供している大塚英文です。

整体・マッサージとの違い〜「症状」か「構造」か?

私は2015年6月より、ロルフィングという手技を使ったセッションを提供している。よく聞かれる質問の一つに、
「整体、マッサージとロルフィングはどう違うのか?」
についてだ。

整体やマッサージは、主に痛い部分(肩こり、腰痛、首凝り)の症状を中心に施術を行っているところに特徴がある。このような対処療法だと、原因にアプローチしていないので、症状は再発する可能性が高い。

一方で、ロルフィングは、「構造」を整えると自ずと「身体の働き(機能)」が整うとして捉える。土台を整えることを第一に考えるため、毎回毎回手順を決めて、全身を施術していく。

興味深いことに、毎回セッションを行った後、効果がある程度持続することだ。これは「構造」の中でも「筋膜」に注目し、バランスを整えていくからで、ご自身の中で楽な姿勢を自然と見つかるように変化していくから。

そして、元の戻ろうとすると、違和感を感じてくるので、身体が、楽な姿勢の方を好むようになり、その姿勢を保ちたくなる時間が増えていくのだ。

以下に、ロルフィングと整体・マッサージとの違いについて、まとめたので、ご興味のある方チェックくださいね。

「構造」を整えるとは?〜本来の場所を一緒に見つける

私は、構造が整うとは、「身体が「本来の場所」=「答え」をわかっている」という意味で使っている。
毎回、クライアントさんが施術部屋にお越しの際、「座り方・立ち方・歩き方」を観察する。そこで、「楽な姿勢」は何か?を手掛かりに、一人一人にあった答えを、クライアントさんと一緒になって見つけていくのだ。

残念なことに、人は成長していくにつれて、親、学校の先生、会社を通じて、
「どういった姿勢が正しいのか?」「間違っているのか?」

人間関係の中で学んでいく。そして、「正しい姿勢・悪い姿勢」(又は姿勢矯正)を頭で考えるようになり、身体の感覚を大切にしなくなる。

どんなに知識があっても、人間の身体についてわかっているのはごく一部。しかも、解剖学を含めた知識を知っていればいるほど、身体の感覚から離れていってしまう。

大事になるのは、「楽な姿勢」だ。「正しい姿勢」「間違った姿勢」というのは答えが一つになってしまうが、「楽な姿勢」となると答えは、一人一人違ってくる。体格・骨格が違うからだ。

だからこそ「構造」に注目して、セッションを行うことが重要になるのだ。ポイントは、クライアントと一緒になって見つけていくことだ。

クライアントの中には、長年の習慣にとらわれてしまい、姿勢が整うのに時間がかかる方が多く見受けられる。必ず、自分で楽な姿勢を見つけるのだ、と決意された方は、必ず、ロルフィングの手順を踏んでいくと、不思議と身体の中で奇跡が起き、構造が整う意味を体感できるようになっていく。このような場面を何度も見る幸運に恵まれた。

まとめ

私のセッションは、食事や栄養を含め、身体を整えていくところに特徴がある。もし、ロルフィングのご興味のある方、ぜひ、お越しくださいね!!

 

この記事を書いた人

Hidefumi Otsuka