【R#131】SPTの実践から(2)〜セッションの経験を通じて

SPT(Source Point Therapy)・Module 1のトレーニング(2015年10月10日〜12日)を終了してから、約6週間が過ぎようとしている(トレーニングの模様について、1日目2日目3日目にまとめた)。いよいよ今週末(2015年11月21日〜23日)にModule 2を控えている。どういった手技を学ぶのか?今から楽しみだ。
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2015年10月12日以降、ロルフィング・セッションにSPTを取り入れているので、SPTを使ったセッションを約50回分経験したことになる。又、2度、Module 1の参加仲間を中心にSPTの練習会をセッション・ルームZEROで開催。練習相手の交換セッションを通じて自分でSPTを受ける経験や、瞑想のテクニックの実践中にも日々SPTを取り入れることを通じて、学んだことについて書いてみたい。
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第一に、呼吸。過去にロルフィングのセッションを開始する前に呼吸を確認してから、進めることにしている。その場合には、時間が非常にかかることが観察できたが、ダイアモンド・ポイント、エントリー・ポイント、プライマリー・ブロッケージ、ネーベル・ポイント、ダイアモンド・ポイントというSPTで学んだ手法を取り入れると、呼吸は深く、身体全体に行き渡っている印象を受けるので、すぐにセッションに入ることができた。
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第二に、施術する部位の明確化。ロルフィング・トレーニングでは各セッション別にレシピ(プロトコール)と呼ばれる手順を学ぶ。セッション1の場合には呼吸を目的に、決められた場所に触れていくのだが、どこの部位を触れていったらいいのか?SPTのブループリントに伺いながら、左右のどちらかにするのか?を含め迷いが少なくなってきたような印象だ。
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第三に、施術後、施術ベッドから起き上がって、重力に対峙する時。身体の統合が必要となるが、SPTを取り入れる前よりも、身体の統合後がより効率的に行われているということが観察できた。そのため、ロルフィング・セッション後に行う座位ワークもシンプルなものになりつつある。
最後に、しっかりとロルフィングの施術が行われると、最後確認のために行うダイヤモンド・ポイント(もしくは、レクタングル・ポイント→ダイヤモンド・ポイント)の時間が短くて済むようになることも分かった。ロルフィング施術がうまくいっているかどうか、確認手段としてSPTが使える。
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SPTのインストラクターであり、TEN〜the space for your Life & Bodyを主宰する佐藤博紀さんによると、SPTは、場合によってはアレルギーの症状を軽減するのに役立つことがあるという。
Facebookでやりとりした内容の一部を紹介すると、
「ソースポイントだけでもアレルギー皮膚炎やアレルギー症状が良くなったことがあります。結局、どこに焦点を当てるのか、何を優先するのかが大切なんでしょうね」
ソースポイントのブロッケージスキャンは、基本的にその人の一番必要な部分から優先的にブロッケージを探していきますが、意図的に症状や改善したい所を意識して探していく方法も後々学んでいきますよ!
どのModuleでこのような事柄を学ぶのか?は後々知ることになると思うので、楽しみにしておくにして、Module 2を学ぶことによって、さらなるロルフィングの手技が向上していくことも期待できる。
今週末(2015年11月21日〜23日)、大阪を訪れる予定。紅葉の季節と重なるので時間が許せば京都を訪れたい。
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この記事を書いた人

Hidefumi Otsuka