【R#171】ロルファーのセッション・ルームを訪れて〜服部直樹さんについて

2016年12月13日から18日にかけて行われたヨーロッパロルフィング協会(ERA)主催のSupervision Workshop(詳細は「Supervision Workshop(1)〜初日と復習」参照)。そこで、日本人ロルファーの服部直樹さん(以下直樹さん)と一緒に受講することができた。
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鍼灸師として10年近く活動されており、Working Holiday VISAでロンドンに滞在期間中にロルフィングと出会う。ロンドンで活動中のアドバンス・ロルファー、Giovanni Felicioniさん(Giovanni)から10回セッションを受けた後に、ヨーロッパのトレーニングに参加(ヨーロッパのトレーニングについては「トレーニングの振り返り」参照)。私よりも1年近く早くPhase IIIのトレーニングを終えたそうだ。
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私もGiovanniからトレーニングを受けている(Giovanniの人柄については「Training Phase III〜個性と教育」参照)。そのことから、縁を感じていた。Supervision中に一度ドイツで食事をしたのだが、あまり話す機会がなかった。
そこで、直樹さんから
「日本帰国後に会いましょう」
という嬉しいお誘いを受け、2017年1月6日に一度セッション・ルームZEROにお越しいただけることができた。
次回は直樹さんの場所に伺うということで、2017年2月2日に新宿の高島屋から歩いて2分でアクセスできるセッション・ルームへ訪れた。
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アパートの入り口の前に、ロルフィングでおなじみの子供のロゴの看板があり、それを目印に3階へ。
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入り口から入ると、マックのパソコン以外何も置かれていない整った机を背景に直樹さんに快く迎え入れられた。
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さらに奥へ。セッション・スペースがあり、白衣とともに日光がしっかりと差し込んでいる快適な部屋に案内された。そこで、2時間近く色々と意見交換。
約10年の鍼灸師の活動を経て、ロルフィングにたどり着いてるので、コンセプトが明確になっているところに興味を持った。
鍼灸は「痛みや疾患、長く続く不快症状を快方に向けた治療を施す」という「治す」という方向へ、そして、ロルフィングは、「身体のクセといった観点より 、不良姿勢、非効率的な身体の使い方の改善を目指す施術」という「整える」という方向として。
ホームページも何度の書き直した上で、プロフィールを含め文字数の少ない、わかりやすい形でまとめられているので、私も参考になる(直樹さんのホームページについては、「NAOKI HATTORI 鍼灸×ロルフィング」参照)。
集客の面で、私は7割近くが女性客で占めるのに対して、直樹さんは会社経営者が多いとも伺った(私の集客については「ブログの発信〜「誰に」+「何を」」参照)。アフターケアや10回を終えた後にどのようにしてお客さんに継続的にお越しいただけるのか?参考になることも多く、鍼灸についても惜しみもなく色々と教えていただけたので、自分としても取り入れたいものは取り入れたい。
又、固定電話番号(ひかり電話を契約)での予約を受け付けていることや、クレジット決済ができるようになったことで、集客にどのような影響を及ぼしているのか?リクルート社のAirPayという決済の仕組みも教えて頂き、クレジット決済を導入する際のヒントとなった。
直樹さんのブログには、Premovementやロルフィングの各セッションについてわかりやすい説明があるので、ぜひチェックしてみてください。
そして、セッション・ルームは雑誌・Veggyでも取り上げられたとのこと。わかりやすくロルフィングのコンセプトが2ページにまとめられている。
ますますのご発展を願っているのと同時に又機会を見つけて直樹さんのセッション・ルームには伺いたい。
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この記事を書いた人

Hidefumi Otsuka