はじめに
東京・渋谷でロルフィング・セッションと脳科学から栄養・睡眠・マインドの脳活(脳科学活用)講座を提供している大塚英文です。
ロルフィング10回シリーズとロルフムーブメント3回シリーズ
2024年1月5日からロルフィングのセッションの提供を開始。記念すべき10年目となる今年、新規のお客さんにお越しいただいた。本年も渋谷と綱島の2ヶ所でセッションを提供していく予定です。
今年は、新規のロルフィング10回のセッションだけではなく、メンテナンスのロルフ・ムーブメント3回シリーズも積極的に提供していく予定です。
過去に10回受けていただいた方や、身体の使い方を深めたい方にはロルフ・ムーブメントはお勧めです。身体習慣の改善に役立つので、ぜひともお越しください。よろしくお願いいたします。
ロルフィングの対象となる方は?
ロルフィングとは、筋膜へ手技を使ってアプローチする方法で、長年肩こりや腰痛に悩んでいる方に対して持続的に改善が期待できる(整体との違いについては「整体・マッサージとの違い〜症状か構造か?」に書いた)。
ロルフィングの効果はそれに留まらない。
1)決断したいんだけどなかなか行動できない方
2)人間関係(親子や配偶者との関係)を見直したい方
3)人生を見つめ直したい方
等、
お陰様で、ロルフィング・セッションを提供してから10年目に突入しているが、振り返ってみると、こういった方々の悩みにお越しいただき、それぞれの悩みを解決していったことが予想外だった。
身体へのアプローチを通じて、間接的に心へ働きかける
私の仮説を申すと、ロルフィングを通じて、身体(筋膜)へアプローチすることで心に間接的に働きかけると思っている。というのも、筋膜が気の流れを良くするのに役立つ(「筋膜とは?〜整えることの意味、経絡、中心軸」参照)だけではなく、心理的な外傷(心的トラウマ)が溜まっている可能性が高いからだ(「筋膜と心的トラウマ〜言葉を使わないカウンセリング〜」参照)。
それが肩こりや腰痛といった形で身体に反映していると考えている。
ロルフィングを受けていただくと、筋膜の緊張をとることで、決断しやすくなり、結婚や仕事の変化、価値観が大幅に変わるといったことが起きるケースをたくさん見てきた。このようなことから、筋膜の緊張を解放することで、カウンセリング(コーチング)と同じような効果が期待できる。
ロルフィングは言葉を最小限・・・
考えてみれば、カウンセラーに具体的な話を聴いて解消を目指す。ロルフィングでは、具体的な話を聞くことは最小限にしていること。「筋膜」へアプローチすることで、自律神経を含めた身体がどのように変化するのか?施術者が見守る姿勢を保つ。ニュートラルに保つことは、コーチングと一緒かもしれないが・・・。
個人的には、言葉自身、自分の考えの全てを表現できるわけではない。奥深いところ、言語化できないところに問題を抱えている場合がほとんどで、言葉にできないから解決できないことが多いのだ。
そう考えると、最終的に、身体に残っている記憶までアプローチできなければ、解消に向かわないのだ。
まとめ