【R#164】ERA Mentoring Session(5)〜ドイツでの体験〜Kathrin Grobelnik

2016年12月12日(月)、フランクフルト滞在の日程を終えて、ライプツィヒ経由でミュンヘン入りした。
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ライプツィヒの短期滞在(半日滞在)目的は、メンタリング・セッションを受けるためだ。ちなみに旧東ドイツの都市に滞在するのも、ドレスデン以来となる(「ドレスデン〜市内観光」参照)。
以前触れたようにPhase IIIとSupervision Workshopとの間(2015年3月25日〜2016年12月12日の間)にメンタリングを3回受ける必要がある(「ミュンヘンでのトレーニング(3)〜MentoringとSupervision Workshop」参照)。
Holding The Sky
メンタリング・セッションとは「英国での体験(1)」で書いたように、上級ロルファー(Advanced Rolfer)のオフィスへ行き、技術や心がけなどを学ぶというもの。認定ロルファーになるためには、合計で5回受けることが必要となる。
今年は、2016年8月29日〜2016年9月4日の間に、ロンドンでKeith Graham先生を(「英国での経験(3)」)、パリでは、Hubert Godard先生(「フランスでの体験:基礎を大事にすること」参照)の2回のメンタリング・セッションを受けた。
ライプツィヒでは、2016年のPhase IIでGiovanni Felicioni先生をアシスタントして協力したKathrin Grobelnik先生からメンタリング・セッションを受けた。
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12月12日の早朝、電車(DB BAHN、ICE、午前7時20分〜午前10時30分)を利用して3時間かけてフランクフルトからライプツィヒへ移動。ライプツィヒ中央駅にて少し休憩した後、ライプツィヒからTramを利用すること20分。徒歩を含め25分のところに、大きなセッション・ルームに到着した。
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武術を教えているというKathrin先生は、気さくで丁寧に部屋に迎え入れた。お茶をいただきながら、お互いの自己紹介を経て、私の質問に対して懇切丁寧に答えていただけた。
1)各セッションはどれだけの期間で行うのか?(2週間から1か月)
2)10回を終えた後に、何ヶ月空けたらいいのか?(6ヶ月から1年)
3)妊娠女性への対応は?(基本行わない。行う場合には、顔や足、背中を中心に、表層へアプローチ、子供が誕生してから1年から2年は間を空けてセッションを行う)
そして、セッション・ルームへと案内していただき、早速実践形式で疑問に答えながら、背術の練習に入った。
今回は10回セッションのレビューを中心に筋膜へのアプローチで指を使わず、肘や手の甲、手のひらなどを表層セッション(1〜3回目)でどのように身体の使い方とともに施術を行うのか?2時間近くかけて行った。足全体、腰方形筋を中心にアプローチの仕方を練習し、Kathrin先生からも様々なフィードバックもいただいた。
goal のコピー
神経マニュピュレーションやBone Workで神経や骨へのアプローチを練習する機会は多くあったが、筋膜へのアプローチは少なかったということを改めて実感。明日(12月13日)から、Pierpaola VerponesのSupervision Workshopで6日間。クライアント・セッションも入っているので、復習するのに絶好の機会となる。
Kathrinのメンタリングセッションは合計で4時間(午後12時〜午後4時)と長かったがあっという間だった。Katirinと別れた後、午後5時48分発のライプツィヒ中央駅の電車に乗り、5時間近くかけてミュンヘン中央駅へ移動。電車が遅れたり、途中で車両の一部が切り離されることから、移動を余儀なくされたりしつつ、無事、午後11時40分にミュンヘン中央駅の近くの滞在先のホテルに到着した。
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明日からいよいよミュンヘンでのハイライトとなるSupervision Workshop。大いに楽しみたい。
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この記事を書いた人

Hidefumi Otsuka