【R#207】SPT Module 3(1)〜ソースポイントとの出会いから、今まで学んできたこと

2020年10月6日(火)〜10月12日(月)、ソースポイントセラピー(以下SPT)のModule 3のトレーニングに参加するため、10月5日(月)、羽田空港早朝発のフライト(午前7時発)で、伊丹空港入り(午前8時着)した。


せっかくなので、初日を迎える前に、SPTとの出会いから、どのようにロルフィング・セッションに取り入れているのか紹介したい。
SPTとの出会いは、2015年5月26日まで遡る。
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TEN〜the space for your Life & Bodyを主宰しているロルファーの佐藤博紀さん(以下ヒロさん)と初めて対面。昼食をご一緒し、色々と情報交換した上で、セッションを受けた。
その時に受けたのが、SPTだ。
その時に体験した模様は「ソースポイントセラピーの体験談〜大阪のTENにて」に詳しく書いたので、ぜひともご参考にしていただきたい。
SPTは、エネルギーワークの一つで、
「人間が人間として形付けられるために必要な元となる情報」=「ブループリント」
につながることで、自ずと、身体が変化していくというもの。

身体にはいくつかのポイント(ダイヤモンド・ポイント、レクタングルポイント、ネーブル・ポイント、セイクラル・ポイント)があり、
手で触れているわけでもなく、
施術者は、相手のことをよくしようと、意図を加えているわけでもなく、
ブループリントに意図をぬだねることで、
大きな変化があることを実感した。
「これは、面白い!」
と思った。
さらに、SPTを自分の中に取り入れることができれば、ロルフィングのセッションもよくなるし、自分のセッションの部屋の場も整うことを確信した。
SPTのトレーニングは日本で受けられないかなぁ、と思っていたら、ヒロさんが、2015年の後半から教え始めるよ!と言ったので、その場で、申し込むことを決めた。
SPTのトレーニングはロルフィングのトレーニングと同じで、3段階(Module 1、2、3)からなり、合計で12日間に及ぶ。

そのうち、最初の6日間(Module 1と2)を2015年中に受講した。
具体的には、
1)SPTのModule 1(2015年10月10日から12日、合計3日間)(「「人間として形付けられるために必要な元となる情報」=「ブループリント」を知ること」「先生を選ぶことの大切さ〜フィードバックをどのように見るかの基準」「知識よりも感覚をどう使うのか?〜ブループリントへのアクセス」参照
2)SPTのModule 2(2015年11月21日から23日、合計3日間)(「ブループリントへの具体的なアクセスの方法+人の身体はどのように変化するのか?」「ソースポイントのトレーニングはどのように進むのか?どのようなテクニックがあるのか?」「身体にとって健全な情報というのは何か?」参照)
となる。

Module 2で、SPTの基本的な手技を一通り学び終えるので、Module 3を受けるのを後回しにしておいた。
SPTは、ひろさんのHPが詳しい(「Source Point Therapyの紹介」)。
そこには、
ソースポイントセラピーはシンプルなエネルギーワークで、体が健康な状態に戻るために体の周りや体の中にあるポイントを使っていきます」

「ポイントを用いることで施術者がエネルギーを送るのではなく、受けている本人のポイントが働きだすためにエネルギーが満たされ、体が変化していきます。それぞれのポイントが肉体だけではなく、感情や精神も含めた体全体が健全な状態に戻るために必要な働きをしてくれるので、とても包括的で、エネルギーワークですが肉体的にも明確に気づく変化が起こります

のように書かれている。

ロルフィングは、
「身体が「本来の場所」=「答え」をわかっている」
ことに目を向け、
「座り方・立ち方・歩き方」と
「楽な姿勢」
を手がかりに、一人一人にあった答えを探求していく(「「楽な姿勢」を一緒になって見つける:一人一人答えが違う」参照)

ロルフィングは筋膜へのアプローチを通じて、身体の「本来の場所」を探すお手伝いをするが、SPTで、面白いのは、施術者の意図が入らないで、施術を行う。
その結果、施術者が予想できない方向の変化が起き、筋膜へのアプローチとはまるで違うが、セッションを手助けしてくれ、さらにセッションの時間を短くしてくれる変化を起こさせてくれる可能性が高い。
おまけに、
SPTは、
自分の心をニュートラルにする
の手助けしてくれる。

なぜこれが大事かというと、
「相手を治療する」という意図が入り過ぎてしまうと、自分のエゴが相手に伝わってしまい、結果的に施術の効果が現れないことが起こる。
からだ。

SPTは手法を学ぶと、解剖学を知らなくても、できるようになる。
しかし、解剖学を知って行うと、セッションへの理解や意識が深まっていく。
最近、セッション1から7まで、SPTの基本的な手技(Diamond Point、Entry PointとPrimary Blockage)を取り入れるようにして、クライアントがどのように変化するのか見ている。興味深いのは、人によっては、筋膜へのアプローチ以上に、変化が起きる。
2017年12月2日〜3日には、SPTのサプリメンタル・クラス(SPTSC)を受講するチャンスにも恵まれ、SPTの一つの手技を深く学ぶことができた(「SPTSCに参加して〜どのように知識を深めたらいいのか?〜実践を通じた学びを通して」参照)。
Module 2から5年。
明日からいよいよModule 3が始まる。
コロナ禍の影響もあり、創始者のBob SchreiとDonna Thomsonは、ZOOMからの参加となる。オンラインで取り組むのは、初とのこと。
参加者12名、ヒロさんとどのような場ができるのか、楽しんで行きたい。

この記事を書いた人

Hidefumi Otsuka