【R#325】AT(1)〜参加を決意〜アドバンスト・ロルフィング研修・2025年4月〜7月

はじめに

東京・渋谷でロルフィング・セッションと脳科学から栄養・睡眠・マインドの脳活(脳科学活用)講座を提供している大塚英文です。

2025年4月から東京で開催される「アドバンスト(上級)・ロルフィング(Advanced Rolfing)」のトレーニングに参加することになった。認定ロルファー(Rolfer)として、3年〜7年セッションを提供し、継続研修を18単位(1単位は1日の研修)を修めた人を対象に行われるのが、アドバンスト・ロルフィングのトレーニング。24日間に及ぶ研修だ。

今回は、米国からRay McCallと、日本から田畑浩良さんの2名がトレーニングを担当。今まで、ミュンヘンを中心とした欧州ロルフィング協会から学んでいたが、上記の2名からトレーニングを受けるのは初めて。違った視点からロルフィングを見ることができると期待している。

トレーニングが無事に修了すると、アドバンスト・ロルファーの認定を受けることができる。本コラムでは、アドバンスト・ロルフィングのトレーニングを受けるまでの経緯について紹介したい。

伊藤彰典さんからロルフィング10回セッションを受ける

ロルフィングとの「出会い」は、2013年12月に遡る。12月23日、THE CIRCLEのロルファーの伊藤彰典さんと出会い、12月29日から恵比寿でロルフィング10回セッションを開始。2014年3月2日に修了。セッションを受けている最中に、直感的に、ロルフィングの資格を得たいと感じ、2024年6月末で製薬会社を退社する。

ミュンヘンで認定ロルファー〜2015年6月・活動開始@渋谷

世界一周をしながら、2014年8月から開催されたドイツのロルフィングのトレーニングに参加。認定ロルファーになった後、2015年6月1日、東京・渋谷で活動開始した。

10年間で、4回引っ越し。渋谷・桜丘で3拠点(チェリーガーデン(2年)、ポルトボヌール桜丘(2年)、ル・ガルデニア(2年))、恵比寿で1拠点(グレース代官山(3年9ヶ月))、綱島で1拠点(2年)と合計5拠点で活動したことになる。

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ロルフィングは、セッションの提供とともに、継続的にトレーニングを受けることが推奨されている。そこで、個人セッションを提供する合間に、世界各地で開催されている継続トレーニング(ドイツ、フランス、英国、米国、日本)を受講した(本ブログの最後に、継続トレーニングの一覧を記す)。

コロナ禍によるセッション提供の中断

コロナ禍によるセッションの提供を中断することを余儀なくされる。アドバンスト・ロルフィングのトレーニングを受講する資金も底をつき、継続トレーニングも一時中断した。

アドバンスト・ロルフィングのトレーニングを受講する目処が立ったのは、2024年7月から、業務委託で仕事を受けるようになってからだ。仕事の関係上、東京を離れることができないため、今回、海外(ドイツ、米国)で受けることを取りやめ、タイミングよく開催される日本で受けることになった。

国際性豊かなメンバーでトレーニングが行われるとのこと。楽しみながら、一歩一歩学んでいきたい。

付録:継続トレーニング〜合計70日間

10年間・受講した継続トレーニングの内容を紹介する。

ロルフィング継続トレーニング:40日間

・1日メンタリング・セッション@欧州(合計5日間)(Keith Graham x 2回(2014年11月27日2016年8月30日、英国)、Alan RIchardson(2014年11月29日、英国)、Kathrin Grobelnik(2016年12月12日、ライプチヒ)、Hubert Godard(2016年7月2日)、パリ)

・Bone Work、合計3日間(Sharon Wheeler、2016年11月9日〜11日、東京、Elective 3単位)

・Neural Fascial Mobilization Part 1/2、合計12日間(Jonathan Martine、2016年9月27日〜10月4日、10月5日〜11日、東京、Intermediate 12単位)

・Supervision Workshop、合計6日間(Pierpaola Volpones、2016年12月13日〜18日、ミュンヘン、初日3日目最終日

・Structural Integration for the Cranium、合計3日間(Sharon Wheeler、2017年1月26日〜28日、シアトル、Elective 3単位)

・トラウマ Workshop、1日間(Lael Keen、2017年3月16日、東京、Movement 1単位)

・Dimensions of Integration、合計4日間(Gael Rosewood、2017年3月24日〜3月27日、東京、1日目3日目最終日まとめ、Movement 4単位)

・Conceptual and Technical Aspects of Classical Rolfing、合計3日間(Peter Schwind、2017年6月30日〜7月2日、ミュンヘン、とめ1まとめ2、Intermediate 3単位)

ロルフ・ムーブメント・トレーニング:30日間

更に、ロルフ・ムーブメント・プラクティショナーの資格を得るために、ミュンヘンへ。

Rolf Movement Practitioner Training、合計30日間(Pierpaola Volpones、Rita Geirola、Giovanni Felicioni、Aline Newton、France Hatt-Arnold、ミュンヘン、Movement 30単位)
Phase I:2017年7月7日〜9日(3日間)、8月31日〜9月3日(4日間)、10月19日〜22日(4日間)
Phase II:2018年1月24日〜2月4日(1月27日、1月31日は休み)(合計10日間)
Phase III:2019年10月10日〜13日、11月27日〜12月1日(合計9日間)

その他:42日間

ソマティック・エクスピリエンス(初級)、DARE(通訳サポート)、マスタークラス(通訳サポート):合計32日間

・ソマティック・エクスピリエンス(Somatic Experiencing、SE)の初級、合計12日間(Ariel Girretto、2021年2月26日〜3月1日、3月27日、28日、2021年10月8日〜11日、11月27日〜11月28日、オンライン)

・SEの上級:DAREの通訳(16日間、Patricia Meadows、2022年1月20日〜23日、2022年7月21日~24日、2023年1月26日~29日、2023年5月11日〜14日、オンライン)

・SEマスタークラスの通訳:EYE OF THE NEEDLE(5日間、Dave Berger、2023年6月29日〜7月3日、幕張)

ソースポイントセラピー、合計14日間

・ソースポイントセラピー(Source Point Therapy)、合計14日間
Module 1(2015年10月10日〜12日、佐藤博紀さん、初日(1)初日(2)2日目3日目
Module 2(2015年11月21日〜23日、3日間、佐藤博紀さん、初日2日目最終日
Supplemental Course(2017年12月2日〜3日、佐藤博紀さん)
Module 3(2020年10月6日〜12日、6日間、Donna Tompson、Bob Schrei、出会い初日3日目4日目5日目最終日

この記事を書いた人

Hidefumi Otsuka